ヨーロッパへ旅行する人は「iPhone狩り」に気をつけて
年末年始に海外旅行へ行くひとも多いかと思います。近年、ヨーロッパでは通称「iPhone狩り」がはやっているので気をつけてください。
狙われるのはiPhoneだけじゃありませんが、iPhoneはとくに狙われやすいとか。
ケース1;道をたずねてくる
これは私の友人が実際に遭遇した事例です。駅の近くでやられました。駅を出て、目的地に行こうとすると男の人が道を尋ねてきました。○○へ行きたいのだけど、知らないか?と聞いてきました。友人はその○○を知らなかったので、知らないと答えました。すると、「調べてくれない?」と言ってきました。友人は急いでなかったのでスマホを出して調べてあげようとしました。その瞬間、その男にスマホをつかまれ奪われそうになりました。友人は二人組みだったので、もう一人がその男に体当たりして、男がよろめいた隙に走ってにげて、スマホは無事でした。
ケースその2;盗まれたiPhoneが中古販売店で売られていた
これも友人のケースです。本人曰く、いつiPhoneが盗まれたかわからない(オイオイ・・・)。けど、近所の携帯中古販売店でどうやら自分のiPhoneが売られているっぽい。ショーウィンドウに飾られているのは自分のものに違いない!落としたときについた傷が全く一緒だ!とのことでした。中古販売店の人はよいうと「これは盗品ではない」と一点張りだったそう。シリアルナンバーを証明すればなんとかなったかもしれませんが、iPhoneのシリアルナンバーを控えていなかったのと、本体のナンバーを調べさせてもらえなかったので泣く泣く泣き寝入りに。
ヨーロッパは日本人が考える以上に景気が悪いです。iPhoneを中古ショップに売ればちょっとしたお金になるので、近年増えているようです。中古ショップも、ちゃんとしたお店とは言えず、中国人が経営しているところが多いように思います。盗品かどうかなんて調べたりしないでしょう。シリアルナンバーを証明しても無駄かもしれませんし、もし端末が返ってきたとしても中のデータは戻らないと考えたほうがいいでしょう。
ケース3;すれ違いざまに掠め取られる
まんまです。バスを待っている間、スマホをいじっていたら人が歩いてきた。すれ違いざまにスマホを奪われ、相手はダッシュ。唖然としている間に盗んだ人は見えなくなった・・・・
ケースその4;自撮りしてたら「撮ってあげるよ」
友人らと観光地で自撮り。建物と人間がうまく入らないので、いろいろ試行錯誤していると若い女の人が「撮ってあげようか?」と声をかけてきました。見た目も普通の女の人だったので「プリーズ」といって撮ってもらった。写真を撮ってもらってiPhoneを返してもらおうとしたら、女の人がいきなりダッシュ!みんなで追いかけたが、むちゃくちゃ足がはやかった・・・
全部、私の友人の体験です。狙われるのは日本人だけではありません。スペイン人もやられてました。
スマホ等の端末は地図で目的地をすぐに調べられるのでとっても便利です。旅行にはなくてはならない存在です。中にはたくさんの写真を保存している人もいるでしょう。友達の連絡さきも登録されているでしょう。EvernoteやDropboxなどと同期をとっている人もいるでしょう。
とられないために首からつるす、手首を通して持てるストラップをつけるなどしたほうが無難です。ダサい、と思っても旅の恥は掻き捨てです。おすすめなのは携帯用ではなく、カメラ用のストラップ。手首に通しやすくて、丈夫なのが多いので。
旅行中に盗難にあったりすると、楽しい旅行は一瞬で台無しになります。そうならないためにも、自衛はきっちりしましょう。では、よい旅を。
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