【読書】柳広司 『ジョーカー・ゲーム』

 今度アニメ化するらしいので読んでみることにしました。2015年最後の読書がこれになりました。

http://jokergame.jp/index.html

アニメは2016年の4月から。

 第二次世界大戦勃発前の日本、英国、上海で活動するスパイがいた。彼らは日本陸軍結城中佐によって設立されたスパイ養成機関ー通称”D機関”で訓練された若者たち。スパイたちはお互いの本名も明かさず任務を遂行していく。

 

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

 

  物語は1章ごとに完結し、大変読みやすい作品だと思います。スパイというと、ジャームズ・ボンドのようなアクションを思い浮かべるかもしれませんが、物語の中ではスパイは「殺しはだめ、自殺もだめ」ということで派手な戦闘シーンはありません。なぜ、ダメかは本を読めば分かります。それでも、物語のスピード感がすばらしい。いっきに読みたくなる作品です。ジョーカー・ゲームの続きダブル・ジョーカーもあるそうなので近日中に読みます。

  この作品がどうアニメ化されていくのか楽しみです。かっこいい演出とかあるんだろうなぁ。

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