日本の思想

【読書】 福沢諭吉 『学問のすすめ』

『学問のすすめ』を読了。思っていたより読みやすく、短かったです。学問のすすめは有名な序文『天は人の上に人を作らずー』しかしらず、ちゃんと読まなければと思いつつも放ったらかしていました。青空文庫等で読めます。 学問のすすめ 作者: 福沢諭吉 発売…

【読書】堀田善衞 『定家明月記私抄』

2016年最初の読書は藤原定家の日記『明月記』を堀田善衞が抄訳したものから。 藤原定家といえば平安末期から鎌倉初期の歌人で、小倉百人一首の編者として有名です。 定家明月記私抄 (ちくま学芸文庫) 作者: 堀田善衛 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 1996…

【読書】城福雅伸 『明解仏教入門』

敬虔なカトリックのアイルランド人から「日本人は瞑想するんだよね?」と言われたことがあります。そのとき、どう否定すればいいのか分かりませんでした。英語で宗教の話をするのも一苦労でしたし、日本人の不思議な宗教観を説明するのも難しい、というより…

【読書】白洲正子 『西行』

この本はずっと積読されていた本でした。この本を買ったのは2、3年前なのですが、その当時、何を思ってこの本を買ったのか今では思い出せません。この本を購入後にNHKの大河ドラマで平清盛をやっていましたが、ドラマの中で西行は藤木直人さんが演じていら…

【読書】重森三玲 『枯山水』

枯山水と聞くと多くの人が龍安寺や建仁寺の庭を思い出すと思います。白い砂があって、岩がぽんぽんといくつかあって、侘び寂びとかいうやつらしい。白い砂は水を表しているらしい、そんな知識しか私は持ち合わせていませんでした。 作者の重森三玲氏は昭和に…

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