2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書】寺田寅彦『天災と国防』

夏目漱石の『我輩は猫である』で水島寒月という物理学者がでてくる。この男は主人公の猫の飼い主、苦沙弥先生の元教え子である。この水島寒月という男のモデルが寺田寅彦なのだそうだ。実際、夏目漱石と寺田寅彦は交流があったらしい。寺田寅彦は学者であり…

【読書】モーム『月と六ペンス』

証券会社で働く真面目な男が突然、子どもも妻も捨てフランスに行ってしまった。妻は夫に愛人ができたのだと言って聞かない。主人公の僕はその妻の代わりにフランスへ行き、夫と話をつけようとする。その夫は女と逃避行したわけではなく、絵を描くために家族…

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