歴史

【読書】池上俊一 『お菓子でたどるフランス史』

昔から、子供向けの新書が好きです。岩波ジュニア新書しかり、ちくまプリマー書しかり。今回は『お菓子でたどるフランス史』を読みました。 お菓子は人間が生きていくうえで必要不可欠なものではありません。なくても生きていけます。だからこそ、お菓子が豊…

【読書】阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男』

鼠の大量発生で困ったハーメルンの村にある男がやってきた。鼠を駆除するから、成功したあかつきには大金をよこせと言う。村人達は了承した。男は懐から笛を取り出すと、それをひゅいっと吹いた。たちまち鼠が集まり男の後ろをついていった。崖にさしかかり…

【読書】吉川英治 『三国志』

中学生のとき、学校の図書館に横光三国志がおいてありました。マンガであったので同級生の男子はよく読んでいたように思います。自分もそれを手にとり、読んでみたものの、新たなキャラクターが登場するたびに名前と顔が一致できずに誰が誰だかわからなくな…

【読書】寺田寅彦『天災と国防』

夏目漱石の『我輩は猫である』で水島寒月という物理学者がでてくる。この男は主人公の猫の飼い主、苦沙弥先生の元教え子である。この水島寒月という男のモデルが寺田寅彦なのだそうだ。実際、夏目漱石と寺田寅彦は交流があったらしい。寺田寅彦は学者であり…

【読書】高木徹 戦争広告代理店

本書は、アメリカのPR企業がボスニア紛争においてセルビアを悪にしたてあげ、いかにボスニアに有利な国際世論を作っていったかを描いた作品です。本書に出てくるのはボスニアやらセルビアやら、日本人にはなじみの少ない国かもしれません。 しかし、アノま…

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